ミシュラン、植物由来ゴムの工場新設 公的機関などと連携

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カテゴリー: ニュース

 仏ミシュランは9月26日、仏IFPENおよび仏アクセンス社と、バイオエタノールからブタジエンを生成する試作工場を建設すると発表した。これまで数年間にわたり、グラム単位での試験生産が行われてきたが、工業規模の生産拠点が稼働するのは今回が初めてとなる。

 工場は仏バッサンスにあるミシュランの拠点で今年後半に着工し、2020年後半に竣工する予定。年産20~30トンを生産し、生産プロセスを検証する。同プロジェクトの投資額は7000万ユーロ(約82億円)。

 この計画は2012年に開始した「ザ・バイオバタフライ・プロジェクト」の一環。環境に配慮した革新的な合成ゴムを生産するために、植物由来のブタジエンを生成することを目的としている。

 ミシュランでは「2050年までに、当社のタイヤに使用する原材料の80%は持続可能なものになる。そのうち約20%を植物由来のブタジエンが占める」と予測している。

 IFPENはエネルギーや輸送、環境分野のリサーチや研究を行う公的研究機関。一方、アクセンス社は石油精製や石油化学、ガス、代替燃料業界において、先端技術、サービスを提供している。


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