
産業用計測機器などを販売するヴァイサラ(東京都千代田区)は10月2日、冬季の道路メンテナンスに活用できるモバイル路面凍結検知センサー「MD30」を発売した。
新製品は、厳しい環境下で稼働する除雪車など雪氷車向けに設計した。リアルタイムで路面状態を監視し、摩擦係数や路面温度などのデータを計測することにより、薬剤散布量の最適化や正確な意思決定につながることが期待される。
また、激しい振動に耐えて水の侵入を防ぐためにモールド成型されているほか、レンズを汚れや跳ね返りから保護する構造を採用して堅牢性も高めた。収集したデータをスマートフォンに送信したり、事業所などのパソコンへのデータ送信を行ったりすることも可能。価格はオープン。