トップ3のシェアは低下傾向に 2018年タイヤメーカーランキング

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 米専門誌タイヤビジネスが各社の2018年のタイヤ事業の売上高を基にまとめた世界のタイヤメーカーランキングによると、1位はブリヂストンで11年連続でトップを守った。また、業界全体の売上高は前年比1.8%増の1686億2500万ドル(約18兆5488億円)となった。

 ブリヂストンの売上高は2.6%増の249億8200万ドル、2位の仏ミシュランは1.2%減の232億7500万ドルで、両社の差は17億700万ドルだった。

 ただ、2019年のミシュランの売上高には、加カムソやインドネシアのマルチストラーダの買収効果が加わる見通し。今年上半期の業績は、ブリヂストンが前年同期比1.2%減の1兆4560億円、ミシュランは為替レートを1ユーロ124円で換算すれば11.1%増の117億8100万ユーロ(約1兆4600億円)と拮抗しており、今後順位が入れ替わる可能性もある。

 1位から3位の米グッドイヤーまでの売上高は合計626億4900万ドルで全体の売上高の37.2%を占めた。一方で、“ビッグ3”のシェアは前年より0.3ポイント、10年前と比較すると約10ポイント低下した計算だ。

 4位の独コンチネンタルは、中期計画で2025年までに世界3大タイヤメーカーの1つとなる目標を公表している。ランキングでは、3位グッドイヤーとの差が26億3500万ドルで、前年から3億4000万ドル縮まっており、今後どこまで迫っていけるか注目だ。ただ、コンチネンタルの売上高はユーロベースでは0.2%増だったのに対して、グッドイヤーは米ドルベースで0.6%増えている。

 国内メーカーは、住友ゴムと横浜ゴムが前年と同じ順位だった。TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は北米市場などで強みの大口径タイヤの販売が好調で売上高が6.1%増加。順位を一つ上げて11位となった。国内4社の売上高を合計すると、397億8810万ドルとなり、全体の23.6%を占めた。

 上位75社の中で中国メーカーは29社登場し、前年から4社減った。中国企業トップの中策ゴムは、売上高を2ケタ伸ばして9位にランクアップ。また34位に貴州タイヤ、42位に華盛ゴムが初登場した。そのほか、インドから7社、台湾と米国からそれぞれ5社、イタリアと韓国、タイからそれぞれ3社がランクインしている。


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