グッドイヤー WEC参戦チームに供給するタイヤ仕様を発表

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カテゴリー: ニュース

 米グッドイヤーは8月30日、「2019/2020 FIA 世界耐久選手権(WEC)」に提供するタイヤ仕様を発表した。

 同社は4種の新型タイヤを開発し、7つのサーキットで1万2000kmに及ぶテスト走行を実施した。その結果を踏まえ、シーズン中に提供するタイヤとして最も柔らかいコンパウンドのAタイヤと、ミディアムコンパウンドのCタイヤの2種を決定。両製品は、様々なシーズンにわたって開催されるWECにおいて、運転しやすさとぶれないハンドリングの提供を目指した最新のタイヤ構造を採用している。

LMP2クラスのイオタ・スポーツ
LMP2クラスのイオタ・スポーツ

 レースセールスマネージャーのマイク・マックレガー氏は、「様々な温度やピットストップ間の走行時間の長さに対応し、幅広いドライビングスタイルに応えられる汎用性と性能を備えたタイヤ開発だった」とコメントした。

 同社のウェットタイヤは、高速で排水させるためにショルダー部分に湾曲した溝を配置した新トレッドパターンを採用したのが特徴。さらに、大きなコーナリング荷重下で安定性とグリップを維持するため、大きく連続したセンターリブを採用している。

 また、Cタイヤはウェットからドライへのコンディションチェンジ時のグリップを強化した。この汎用性を持つ性能により、ピットストップ間の走行時間の最適化が見込める。

 9月1日にシルバーストーンで開催された開幕戦では、ハイダウンフォース・プロトタイプレーシングカーのLMP2クラスで、イオタ・スポーツなど3チームにAタイヤとCタイヤを提供した。

 今後、上海、富士と続くレースは温暖な気候が予想されるため、3チームと連携を取り、AタイヤとCタイヤの最適化に注力する。その後、12月14日開催のバーレーンまたは来年2月1日に開催予定のサンパウロで3つ目のタイヤ導入を検討する。

 なお、タイヤを供給する3チームのレーシングカーには、2006年以来初めてルマンスタイルの耐久レースでグッドイヤーのロゴが付けられた。


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