フリート向けサービス続々と グッドイヤーやコンチネンタル

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カテゴリー: ニュース

 海外の大手タイヤメーカーがレンタカー会社などフリート向けのビジネスを活性化させている。車両が所有から利用へと徐々にシフトする中、将来の収益につなげていきたい考えだ。

 米グッドイヤーはこのほど、電気自動車のサブスクリプション(定額制)サービスを展開する米Borrow社と共同で、サービス実験を開始すると発表した。

 グッドイヤーは、フリート向けコネクテッドカーに独自のタイヤメンテナンス予測サービスを導入し、タイヤの修理と交換時期を予測する。クラウドベースのプラットフォームでは、車両データと独自のアルゴリズムによって自動的にメンテナンスのスケジュール設定を行うことができる。

 また、同社の米サンフランシスコのイノベーションラボでは、関連ソリューションの試験を実施する。現在、Borrow社の車両はグッドイヤーのモバイルバンにより整備を受けているが、今後、グッドイヤーのディーラーネットワークおよび直営店での整備も可能となる。

 Borrow社は80以上の顧客を抱えており、今年末までに750台の車両を導入する計画。

 独コンチネンタルは欧州の商用車レンタル業者、PEMA社にデジタルフリート管理システム「CESAR」を提供したことを明らかにした。

 CESARはタイヤの走行距離やデータ、車両データ、故障情報などを記録し一元的に処理するもので、サービスを事例化したワークフローを導入する。ユーザーはCESARを通じて最新データにアクセスできる。

 コンチネンタルでは「データを分析することで効率的にタイヤを管理するために役立つ提案が可能になる」としている。

 PEMA社は1976年に設立し、1万8000台以上の車両を保有する。同社では管理コストやダウンタイムの削減などを挙げ、「このシステムを活用したベネフィットは我々の予想を超えていた」とコメントした。

 さらに、コンチネンタルはカナダのスタートアップ企業Ansik社と、コネクテッドカーの予知保全や遠隔診断を行うテストプログラムを開発した。

 同プログラムは、Ansik社の予知保全ソリューション「ピットストップ」と、コンチネンタルのリモート車両データ(RVD)プラットフォームを統合したもの。アプリケーションなどを通じてリアルタイムで実用的な情報を提供し、メンテナンスコストの削減を目指す。

 ピットストップでは「予知保全の取り組みは予期せぬダウンタイムやコストの削減に重要な役割を果たす」としている。


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