海外タイヤ大手の1~3月期業績 ミシュラン、コンチネンタルは増収に

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カテゴリー: ニュース

ミシュラン 生産財の売上高が5割増に

 仏ミシュランの第1四半期の売上高は、前年同期比11.3%増の58億900万ユーロ(約7227億円)となった。販売数量は減少したものの、価格ミックスと為替がプラスに働いた。

 部門別では、乗用車用及び関連事業が0.2%増の27億8800万ユーロ、ライトトラック用・トラック用及び関連事業が5.3%増の15億5000万ユーロとなった。

 鉱山用や建機用、農機用などを含む特殊製品事業は52.8%増の14億7100万ユーロだった。これは加カムソ及び英フェナーを連結範囲に加えたことなどにより発生した48.2%のプラス要因を含めているため。

 また、販売数量は市販用乗用車・ライトトラック用タイヤが欧州、南米で減少したが、北米やアジア地域などで増加し、全体で1%増となった。新車用は全地域でマイナスとなり、8%減だった。

 一方、トラック用タイヤは新車用が北米や南米、アフリカ・インド・中東地域が伸長したことにより4%増加した。市販用は2%減となった。

グッドイヤーは販売減で減収減益に

 米グッドイヤーの売上高は6.1%減の35億9800万ドル(約3984億円)で、営業利益は32.4%減の1億9000万ドルだった。

 価格ミックスの改善がプラスに寄与したものの、為替や海外での販売数量の減少が響いて減収となり、原材料価格の高騰や販売数量の減少、為替などが減益要因になった。米州、欧州・中東・アフリカ地域、アジア太平洋地域の全ての地域で営業減益だった。

 純利益は前年同期から1億3600万ドルのマイナスとなり、6100万ドルの赤字に転じた。2つの独タイヤ工場の増強計画に関連する費用などが影響した。

 1~3月累計のタイヤ販売本数は3%減の3800万本だった。新車用は米国の販売数量が振るわなかったことに加えて、中国とインドの自動車生産の減少により7%減となった。市販用は1%弱の減少だった。

コンチネンタルのタイヤ部門は好調

 独コンチネンタルは、売上高が0.3%増の110億4670万ユーロ(約1兆3619億円)だった。オートモーティブ部門は自動車生産量の減少などにより1.8%減となったものの、タイヤ事業を含むゴム部門が3.8%の増収だった。

 調整後EBIT(利払い・税引き前利益)は17.1%減の8億8420万ユーロ、純利益は22.0%減の5億7520万ユーロとなった。

 タイヤ事業の売上高は7.4%増の28億3050万ユーロ(約3490億円)だった。販売数量の増加や価格ミックスの改善が業績を押し上げた。販売本数は乗用車用及びライトトラック用の新車用が前年と比べて微減し、市販用は同水準だった。商用車用は6%増と好調に推移した。


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