ブリヂストン「タイヤの日」に全国で2000人が安全啓発活動

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カテゴリー: ニュース
ブリヂストンの磯部常務執行役員

 ブリヂストングループは4月8日、ブリヂストンタイヤジャパンの社員約2000人をはじめ、開発責任者や工場長なども参加して全国で安全啓発活動を実施した。その中のひとつ、ENEOSフロンティア環七豊玉店(東京都)で活動の様子を報道陣に公開した。

 ブリヂストン日本タイヤ事業管掌兼日本タイヤ事業SBU CEOの磯部正博常務執行役員は、ドライバーにJATMAが発行するパンフレットなどを配布した。

 磯部常務は、「我々はCSR体系で3つの重点取り組み事項を掲げている。その一環としてタイヤに関心を持って頂くと同時に空気圧の重要性や定期的な点検を勧めていきたい」と意気込みを述べた。

 また、空気圧不足の車両の割合は年々増えていることについて、「メーカーの責任として色々と研究をするべきだと考えている」と話した。

 さらに、考えられる要因としてセルフスタンドの増加により点検の頻度が減少したことや、「タイヤは装着していれば使える」と考えるドライバーも少なくないこと、低偏平のタイヤは空気が減ってもユーザーが気付きにくい傾向があることなどを挙げた。その上で、「年間を通じてパンフレットなどでの告知やお客様に直接接することでタイヤの空気圧の重要性をしっかりご認識頂くことが大切な活動だ」と語った。

 同社では今回のイベント以外にも日常の啓発活動を行っている。直営するタイヤ館では、新しいタイヤを取り付けた後も定期的にドライバーに来店してもらい、空気圧や残溝などのタイヤのチェックをしながらメンテナンスの重要性を訴求している。


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