ジュネーブモーターショー 海外タイヤ大手から新技術発表

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カテゴリー: ニュース

 3月17日までスイスで開催された「ジュネーブ国際モーターショー」で、複数の海外タイヤメーカーが最新技術を発表した。

グッドイヤーの「AERO」
グッドイヤーの「AERO」

 米グッドイヤーは、将来の実用化が期待されている空飛ぶ自動車向けのコンセプトタイヤ「AERO」(エアロ)を披露。このコンセプトタイヤは道路上でタイヤとして機能するだけでなく、空を飛行する際にプロペラとして稼働させることができる。エアレス構造を採用し、スポークが荷重を支えるとともにプロペラの羽の役割も担う。また、道路走行や空中浮揚のため、磁力を活用して高速回転を可能にした。

 さらに、光センシング技術によって路面状況やタイヤの摩耗状態をモニタリングできるほか、人工知能を搭載することで、タイヤや車車間通信などから得た情報を統合し、最適な移動モードの分析を行うことが可能。

「Golden Sahara Ⅱ」に装着したグッドイヤーのタイヤ
「Golden Sahara Ⅱ」に装着したグッドイヤーのタイヤ

 また同社は半透明タイヤを装着して復刻された「Golden Sahara Ⅱ」を発表。この車両は1950年代から60年代における象徴的なカスタムカーで、自動走行車の最初のコンセプトのひとつだという。

 伊ピレリはスマートフォン向けのサービス「トラック・アドレナリン・アプリ」を発表した。センサーを内蔵したタイヤと車載装置、アプリで構成されており、サーキットを走行するドライバーやドライビングスクール用に開発した。ラップタイムの計測のほか、タイヤの内圧や温度のモニタリングが可能となる。さらに、遠隔測定機能を統合しており、ウォームアップやピットストップに適したタイミングをドライバーに通知できる。今年7月に発売する予定。

 同日、電気自動車およびプラグインハイブリッド用のタイヤであることを示す「Elect」マークが付いた、ゼロエミッションスポーツカー向けタイヤ「P Zero」を発表した。

 仏ミシュランは、昨年発表したスポーツカータイヤ用のコネクテッドソリューション「TRACK CONNECT」(トラック・コネクト)を紹介した。
 この製品は、「PILOT SPORT CUP(パイロット・スポーツ・カップ)2」とタイヤセンサー、車載装置、モバイル・アプリケーションから構成されており、タイヤの空気圧や温度の管理が可能。


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