神奈川県タイヤ商工協同組合 UDトラックスで講習会実施

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カテゴリー: ニュース

 神奈川県タイヤ商工協同組合(西潟幸雄理事長)は4月12日、横浜市保土ヶ谷区にあるUDトラックス関東支社横浜支店で同社の整備担当者約50名を集め、空気充填作業特別教育講習会を実施した。同組合では以前から春と秋の年2回のペースで講習会を開いているが、トラックディーラーに出向いて実施するのは今回が初めて。19日には相模原支店でも同様の講習会を実施するほか、今後は県内の他のトラックディーラーにも働きかけていく。事故のない安全な職場づくりのために組合が果たす役割はより重要となっていきそうだ。

 今回、講習会を依頼したUDトラックスでは「安全に関わることについてスキルアップを惜しまないのは企業として当然のこと」(ジャパンセールス関東支社横浜カスタマーセンター管理担当の千葉芳徳氏)という考えのもと、従業員のコンプライアンス意識の強化やサービス技術のレベルアップに取り組んでいる。また数年前には、軽傷で済んだものの作業時に事故が発生したことから講習会の早期受講を検討していた。昨年、相談を受けたタイヤ組合では日程の問題などをクリアした上で、開催にこぎつけた。

 講習会の冒頭、組合を代表して挨拶に立った西潟理事長は、「皆さんはトラックやバスの整備で日々タイヤを扱っているプロであるが、本日は空気充填時に気をつけなければならないこと、どうやって危険を回避すればいいのかに関してもお話をさせて頂く。我々はタイヤに特化した仕事をしており、知識を蓄えている。実際に危険な状況を撮影したビデオも用意したので、今日の内容を今後の仕事に役立てて、安全に仕事を行って頂きたい」と話した。

 当日は元神奈川県労働局職員で労働災害に詳しい蒲谷竹美氏が関係法令や災害事例を講演したほか、神奈川県組合から原富郎常務理事(天神橋タイヤ)、真田大輔常務理事(さなだタイヤ販売)が組み込み時や空気充填時の注意点や適正な作業手順など、計4時間にわたり講義した。なお、今回は若手社員からベテランまで幅広い層が参加したが、全員が自動車整備士の有資格者のため、実技講習は免除となっている。

 修了式で原氏は、「本日学んだことを常々思い出して頂きたい。事故が起きてしまうと自分だけではなく、家族や職場にも迷惑がかかってしまう。空気充填・補充作業は危険が伴うという点をこれからも意識して頂きたい」と述べ、安全意識を高めることの大切さを訴えた。


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