「NAPAC FESTA」初開催 富士にモータースポーツファン100名

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カテゴリー: ニュース

 NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)のASEA事業部は3月15日、富士スピードウェイで走行イベント「NAPAC FESTA」を開催し、一般ドライバー約100台がサーキット走行を楽しんだ。

 同会は2004年10月に走行会をスタートして以降、年2回のペースで継続してきた。これまでは平日に実施していたが、今回は初の休日開催ということもあり、親子連れやグループでの参加もあった。初めて参加したという40代の男性は、「今までは仕事の都合で参加できなかったが、憧れのサーキットを走ることができた。まだまだ走り足りないので、今後も参加してみたい」と話していた。

「モータースポーツに存在感を」

 市場規模はピーク時と比べ大きく落ち込んでいるものの、最近では新型スポーツカーが相次いで発表されるなど明るい兆しが見えてきたスポーツパーツ業界。従来からのコアなファンの要求に応えつつ、新たなユーザーの獲得にも注力するNAPAC・ASEA事業部の高瀬嶺生部会長(ブリッド株式会社社長)に今後、目指していく姿を聞いた。

高瀬嶺生部会長
高瀬嶺生部会長

 ――走行会を初めて休日開催にした目的は

 「走行会の認知度は高まってきたが、新しいファンを開拓することも大切だ。これまで平日に開催していた時は約7割がリピーターだったが、今回は半数が初参加の方だった。クルマ好きでもサーキットの走行経験はない方も少なくないが、何かのきっかけになってほしい」
 「親子で参加して頂くこともあり、世代を越えてファンになって頂ける可能性は十分にある。このイベントを家族や仲間で楽しめる方向に持っていければと考えている」

 ――今後の方向性について

 「こうしたイベントは継続することに意義がある。会員企業でもっと知恵を出し合い、例えば車種ごとに走行枠を設定するなどして規模を大きくしていきたい。また相当なエネルギーが必要だが、将来的にチャンスがあれば西日本での開催も考えている。ただ、自身の商売に繋がらないと長続きはできないので、両立できるようなことを考えていかなければならない」

 ――業界の現況と展望は

 「市場規模は最盛期と比べて半減している中、スポーティングパーツメーカーはある意味で優劣がついている。付加価値のある商品で確実に売り上げを上げている企業がある一方で、ASEAに加盟していないような小さな業者も増加している」
 「近年、スポーツカーが発売されるのに伴って盛り返しの兆しはあるし、そういう明るいニュースがあるだけで我々は頑張っていける。カーメーカーもアフターを大事にしてきており、一緒になって全体を盛り上げようとしている。モータースポーツに存在感が無くなったら、国内自動車メーカーは良くはならないだろう。我々も一丸となり市場を大きくする努力をする」


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