東洋精器工業 東京タイヤ組合で講習会開催

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カテゴリー: ニュース

 東洋精器工業は1月17日、東京自動車タイヤ商工協同組合の組合員を対象に都内で講習会を行った。

 約90分の講習会のうち、前半は「トルクと軸力」をテーマに、基礎に立ち返った内容に触れながら、改めてトルクレンチの取り扱いと軸力の関係を紹介した。

 まず、メーカーがトルクレンチの修理をするときに使用する「トルクチェッカー」を用いて、100ニュートンに設定されたトルクレンチで正しく締付けが行われているのか、受講者の実技を交えて解説した。

 講師を務めた同社取締役の上霜和訓第一営業本部長は、「トルクレンチは扱いによって、締める力が変わってしまう。必要以上の力を入れて締めた場合、100ニュートン以上の力が掛かり、締め過ぎになる。忙しい場合でも、やさしく締めるよう気をつけて欲しい」と述べた。そのうえで「トルクレンチの保証期間は1年または10万回となっている。それ以上になるといつ狂ってもおかしくない」と注意を促した。

 後半は新ISO方式についての正しい取り外しや清掃方法、取り付け作業の手順を解説した。

 上霜氏は「新ISO車両でも作業手順が間違えば脱輪事故が発生してしまう。現在、JISとISOの車両が混在するため、19.5インチの場合、誤組にとくに注意が必要」と説明する。

 タイヤを取り外したあと、「特にインロー部の角に貯まる不純物」をワイヤーブラシや千枚通しなどで取り除くことが大切だという。不純物が残っていると、ホイールとハブがフィットせず、トルク管理を徹底してもナット緩みの原因となり得るためだ。また、ハブに生じる段付き摩擦も同様にナット緩みの原因となるため、点検時の注意が必要となる。


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