TOYO TIRE清水社長「2019年は“第二の創業” 変化を飛躍のチャンスへ」

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(年頭所感)「2019年は“第二の創業” 変化を飛躍のチャンスへ」

 当社は、1月1日をもって、社名を「TOYO TIRE」へと変更した。本年は、これまで70有余年にわたって多くの皆々様に支えてきていただいた歴史を次代へと受け継ぎながら、この新しい扉を自らの手で押し開けて臨む「第二の創業の年」と位置づけている。

TOYO TIRE清水社長
TOYO TIRE清水社長

 自動車産業は100年に一度と呼ばれる歴史的転換期を迎え、産業構造自体にも大きな変革が始まったことは、もはや肌身に実感するところであり、また、グローバルに事業を展開するメーカーには、原材料価格や為替などの市場要因のほか、国際政治の行方が事業への影響を大きく左右する与件にもなってきている。

 業界内では新興国メーカーの台頭による価格攻勢をはじめ、これまでは考えられなかった連携が生まれるなど、取り巻く環境は激変が続いており、予断を許さない状況の中に私たちは身を置いているといえる。 

 当社は逆に、このような時代を今、「飛躍へのチャンス」として捉えている。これまで培ってきた当社らしさ、独自性や強みに自信を持ってこれをしっかり守り、一方で、勇気を持って足を踏み出し、新しい世界を切り拓くチャレンジを重ねる。これは「不易流行」、守るべきものと変えるべきものを見据えながら、狭間に生まれるチャンスをモノにしていくというスタイルである。

 仲間と知恵を出し合い、周りの協力をいただきながら、もてる自らのリソースを機動的な連携によって自在にフルに活用し、喜ばれる新たな価値を創造していく。このような当社の生き方に磨きをかけ、本年度からは、三菱商事様との関係強化を本格化させることで、ビジネスの面積を拡張させ、企業ステージをさらに高めていく所存だ。 

 社名に「TIRE」(タイヤ)と掲げる国内メーカーは当社だけである。名実ともにモビリティ・ビジネスを中核に据える経営体として、この事業に携わる「誇り」と「責任」を持ち、モビリティ社会に貢献し続ける決意を社内外に宣言する。そして、グローバルにTOYO TIREを本物のブランドにしてまいりたいと考えている。

 社会から求められ、多くの皆様に喜んでいただける「独自の存在感」を持つ企業となるべく、2019年もグループを挙げてまい進していきたい。


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