住友ゴム工業 の池田社長「変化はチャンス、果敢に挑戦を」

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(年頭所感)「産業構造や技術革新など変革の時代。他社に先駆けた技術やサービスを」

住友ゴム工業の池田社長
住友ゴム工業の池田社長

 昨年を振り返ると、世界経済は米中貿易摩擦をはじめ米国通商政策からくる不透明感を抱えつつも、全体としては総じて堅調に推移した。国内経済についても、個人消費の持ち直しや企業収益改善から、緩やかな景気回復局面が継続した。

 このような環境の中、主力のタイヤ事業で世界需要は増加基調で推移したものの、各市場で他社との競争がますます激化したことに加え、当社にとって高収益市場である中国や中近東などの需要低迷による販売減速、さらに当社が新市場として開拓しているトルコやブラジル、南アフリカなど新興国の急激な現地通貨安も影響し、厳しい1年となった。

 こうした中、当社は国内・海外各市場での高付加価値商品の拡販、継続的な経費削減や生産性改善など、収益力強化にグループ全体で取り組んできた。

 2019年は、国内では内需を中心に緩やかな景気回復が続き、また海外も貿易摩擦の激化、不安定な中東情勢と原油価格上昇などが懸念されるものの、全体としては拡大基調が継続すると想定している。

 一方、当社事業に関係の深い自動車産業の変革の動きをはじめ、あらゆる面でデジタル化が加速するなど変化の激しさは一層増していく。

 本年は、これらの環境変化に対応しつつ、“VISION2020”で掲げた「Go for NEXT~真のグローバルプレイヤーになる~」に向け業績回復を図る重要な年となる。そのため、本年の社長方針として次の3点を定める。

 第一の方針は「変化はチャンス、果敢にチャレンジしよう」だ。

 国内外の経済動向をはじめ、100年に一度の変革期と言われる自動車産業など産業構造の変化や技術革新、消費者の志向変化に伴う市場の変化が急速に進んでいる。

 最近では、あらゆるものがデジタル化しネットワークでつながることによる動きも急速で、個人のライフスタイルからビジネスまで社会全体に大きな変化が生じている。

 この変化をチャンスと捉え、タイヤ、スポーツ、産業品のすべての部門で、他社に先駆けた新たな技術やサービス、販売手法など変革を実現すべく取り組んでいく。

 第二の方針は「“高収益の住友ゴム”を取り戻そう」である。

 当社は、グローバルに生産・販売拠点を拡充してきた。今後は海外中心に収益増を図っていくが、先行投資をしてきた地域はもとより、各部門が利益重視で計画を立て、それを確実にやり切ることで高収益体質に向かっていく。

 第三の方針は「“真のグローバルプレイヤー”を目指し、一人ひとりが成長しよう」だ。

 グループ全社員が、各地域の歴史や文化などの違いを尊重しつつも、同じ価値観を共有し、一つの方向に力を結集すること、そして一人一人がレベルアップし組織の力にすることが大切だと考えている。

 具体的には住友ゴムWAYという共通の価値観、行動原則を共有しベクトルを合わせ、やりがいを持って仕事に取り組むことが社員の成長と組織力の向上につながり、ひいては当社が「真のグローバルプレイヤー」として発展する基盤となるように努めていく。

 当社では“Go for NEXT”をスローガンに、社会からの期待に応える真に価値ある企業グループを目指して邁進していく。


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