コンチネンタル、日系カーメーカー向け事業強化 日本法人の体制拡充

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カテゴリー: ニュース

 独コンチネンタルは日系自動車メーカー向けのOEタイヤ事業を強化する。2019年にも日本法人、コンチネンタルタイヤ・ジャパン(品川区)でタイヤ設計部門の人員を倍増させ、国内カーメーカーからの要求に対して、より迅速に対応できる体制を整える。

 コンチネンタルは欧州市場では約3台に1台というトップレベルの新車納入実績があり、日系メーカーの海外モデルにも多く純正装着されている。また、近年は日本市場でもプレミアムカーを中心に採用が広がりつつある。

 同社では「ビジネスの拡大とともに、顧客と一層密に連携する必要がある」としており、従来は欧米を中心に行っていた開発の一部を日本でも行えるようにしていく。今後は国内の自動車メーカーからの要望を日本法人で直接受け入れるほか、自動車部品を手掛けるコンチネンタル・オートモーティブ(横浜市)との協力体制も強化することで事業拡大につなげる。

 コンチネンタルはタイヤメーカーとして現在世界4位。2025年までにトップ3に入る経営目標を掲げており、新車市場で世界シェア3割を持つ日系カーメーカーとの事業強化は計画達成への重要な鍵となりそうだ。

 新車装着用タイヤは低燃費やウェットグリップ、ライフ、静粛性など各性能のバランスが高いレベルで整っていることが求められる。世界的にも厳しいとされる日系カーメーカーの要求水準に応えることで技術力向上が期待できるほか、高級車へ採用されることは技術力や品質の証明にもなる。また、欧州や中国ではタイヤ交換時にユーザーがOEタイヤと同一モデルやブランドを求めるケースが多く、市販用タイヤのビジネス拡大にもつながっていく。


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