ブリヂストン バスの乗降をバリアフリーに 実用化へ向けて技術をアピール

 9月26日、27日に都内で開催された技術展示会「カウントダウンショーケース2018」にブリヂストンがブースを出展し、バス乗降時のバリアフリー化に貢献する技術として「バリアフリー用新コンセプトタイヤ」と「次世代正着縁石」を紹介した。

バリアフリー化につなげる

 同社は2015年10月から横浜国立大学、2016年8月からは日本交通計画協会も交えて、バスの正着性向上に関する共同研究を行っている。

 従来はバスが停留所に止まる際、タイヤと縁石の間の正着距離のばらつきや接触時の衝撃、さらに縁石に接触する際のタイヤダメージを低減することなどが課題だった。

 同社はこうした課題に対して、僅かなハンドル操作で自然に縁石にアプローチできる「路肩スロープ」を開発。同時にタイヤへの衝撃を緩和する「縁石底ラウンド形状」を備えた「次世代正着縁石」のコンセプト形状を考案している。

 また、縁石と接触を繰り返すことによるタイヤサイド部の摩耗が進んだ際の対策として、リトレッド技術を活用した新しい技術開発にも取り組んでいる。

 これらの技術は、既に新潟県内のバス事業者で実証実験を進めており、今後5年以内をメドに実用化を目指していく。同社の担当者は「日本のように高齢化が進む国や地域でバス乗降時の負担軽減につなげていくほか、海外の人口密集地などではバスの定時走行にも貢献できる」と話していた。

 「カウントダウンショーケース」は2020年の東京五輪に向けて、経済産業省とオリンピック・パラリンピック等経済界協議会が共催する技術展。


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