イソプレン生成で新技術開発 横浜ゴムと日本ゼオン、理研が共同で

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カテゴリー: ニュース
イソプレンの細胞内生産の様子
イソプレンの細胞内生産の様子

 横浜ゴムと日本ゼオン、国立研究開発法人理化学研究所は7月26日、バイオマスからイソプレンを効率的に生成できる新技術を共同で開発したと発表した。タイヤなどに用いられる合成ゴム(ポリイソプレンゴム)の原料として使用されるイソプレンは現在、ナフサ熱分解の副生成物として工業的に生産されている。新技術により、今後は石油依存度の低減や地球温暖化の原因とされる二酸化炭素削減への貢献が期待できる。2020年代前半の実用化を目指す。

 新技術は世界初となる新しい人工経路の構築と高活性酵素の作成により、優れたイソプレン生成能を持つ細胞を創製。この細胞内でバイオマス(糖)からイソプレン生成までを一貫して行うことに成功した。さらに生成したイソプレンを重合してポリイソプレンゴムの合成を実現した。

 自然界ではイソプレンはメバロン酸から5段階の反応で生成することが知られているが、今回の人工経路は2段階で行うことが可能となる。また高活性酵素はイソプレン生成能を持っている。


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