
横浜ゴムは2月6日、インドの乗用車用タイヤ生産販売会社であるYokohama India Pvt.Ltd.(ヨコハマ・インディア)の生産能力を拡張すると発表した。インドの自動車市場の成長に伴って拡大が見込まれるタイヤの需要に対応する。
38億ルピー(約66億円)を投じて年間生産能力を現在の70万本から約2.2倍の153万本に引き上げる。3月から拡張工事を開始し、2019年第4四半期に稼働する。
今回拡張する工場では、乗用車用やSUV用などの補修用タイヤに加え、現地カーメーカー向けの新車装着用タイヤの生産を計画している。
ヨコハマ・インディアは2007年4月に設立。2014年7月からはハリアナ州バハドゥールガール工業団地に建設した工場で乗用車用ラジアルタイヤの生産を開始した。従業員数は474名。