【東洋ゴム】清水社長 事業売却は「生き残りの道」

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清水社長
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 東洋ゴム工業の清水隆史社長は8月10日に都内で開いた決算会見の席上、7月末に発表した化工品事業の売却について、「事業の継続と発展を図る方策として最終的にゴム化工品、硬質ウレタン製品について事業譲渡を決めた」と説明した。その上で「今後、当社グループはタイヤ、自動車部品といったモビリティに関するビジネスを中核に据え、激化する競争を勝ち抜いていく」と述べた。

 同社は鉄道車両用部品やホースといった化工品事業をニッタに、建材用断熱パネルなどの硬質ウレタン事業を積水化学工業にそれぞれ売却すると発表している。

 清水社長は「譲渡先は国内外を問わず、事業を継続して発展させ、我々の従業員を継続して雇用して頂ける先を最優先にしていた」と話した。

 また、免震ゴムの交換作業に責任を持って取り組んでいく方針を改めて表明するとともに、事業の売却益を免震対策費用に充当する考えを示した。

 さらに「今後、電気自動車や自動運転など、車両の機能が変化していく中、我々自身も変わらなければならない。センサリング技術や素材開発を含めて分散していた機能をタイヤと自動車部品に特化させていくことが我々の生き残りの道である」と述べた。


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