TOYO TIRE、日本グッドイヤーのトップが展望語る
1月11日から13日まで千葉市の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2019」で、TOYO TIREと日本グッドイヤーがプレスカンファレンスを行い、トップがブランド戦略や今年の展望を示した。 TOYO TIREの清水隆史社長は「現在、世界的にSUVシフトが進みタイヤの大型化がトレンドになっている。個性の輝く様々な車両にとってタイヤは欠かすことができない重要なパーツの一つだ。それぞれのクルマ…
1月11日から13日まで千葉市の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2019」で、TOYO TIREと日本グッドイヤーがプレスカンファレンスを行い、トップがブランド戦略や今年の展望を示した。 TOYO TIREの清水隆史社長は「現在、世界的にSUVシフトが進みタイヤの大型化がトレンドになっている。個性の輝く様々な車両にとってタイヤは欠かすことができない重要なパーツの一つだ。それぞれのクルマ…
(年頭所感)「2019年は“第二の創業” 変化を飛躍のチャンスへ」 当社は、1月1日をもって、社名を「TOYO TIRE」へと変更した。本年は、これまで70有余年にわたって多くの皆々様に支えてきていただいた歴史を次代へと受け継ぎながら、この新しい扉を自らの手で押し開けて臨む「第二の創業の年」と位置づけている。 自動車産業は100年に一度と呼ばれる歴史的転換期を迎え、産業構造自体にも大きな変革が…
住友ゴム工業は12月27日、山本悟取締役常務執行役員(アジア・大洋州本部長)が社長に昇格する人事を発表した。来年3月26日に開催する株主総会を経て就任予定で、同社の社長交代は8年ぶりとなる。池田育嗣社長は代表権のある会長に就く。 同日、神戸市の本社で開いた会見で山本氏は「池田社長は欧米事業の拡大、グローバルで生産販売拠点の拡充に注力して成長の土台を整えてきた。欧米を中心にグローバルでの成長基盤…
日本自動車工業会の豊田章男会長は12月20日に開催した定例会見で、平成の時代を振り返って「平成元年に国内市場は過去最高の市場規模を記録したが、それ以降は右肩下がりで試練と変革の時代だった。その間、東日本大震災などの自然災害に直面するなど、日本のメーカーが日本で生きていく厳しさを改めて感じた。一言で表すと日本のものづくりを必死に守り抜いてきた30年だった」と述べた。 また、昨今の市場環境ついて「…
日本ミシュランタイヤは来年以降、生産財タイヤの各カテゴリーで販売量を3~6%程度引き上げる方針だ。トラック・バス用タイヤをはじめ、建設機械用や産業車両用など生産財タイヤをトータルで提案する新組織、B2Bタイヤ事業部を今年発足させており、準備期間を経て来年から本格的に攻勢を強めていく。 同社は昨年まで生産財タイヤで各カテゴリーごとに部門を分けて、それぞれがユーザーへ提案を行っていたが、今年1月に…
JAF(日本自動車連盟)が12月14日に公開した圧雪路における「タイヤチェーンの装着の違いによる登坂・旋回性能の比較検証」によると、タイヤチェーンは確実に駆動輪に装着しないと坂道を上れないだけでなく、カーブで対向車線に飛び出すなど、重大事故につながる可能性があることが分かった。 今回のテストでは、タイヤチェーンを誤って駆動輪以外に装着してしまうケースがあることから、装着するタイヤの位置の違いで…
国土交通省と警察庁は12月14日、大雪時にタイヤチェーンの装着を義務付ける改正省令を発令した。大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪時に規制を実施する。 対象となるのは、これまでに大規模な立ち往生などが発生した13区間。いずれもタイヤチェーンを着脱できる場所や、通行止めが解除されるまで待機できるスペースがある。規制時には区間手前でチェーン装着状況の確認を行うという。違反す…
ブリヂストンは12月13日、江藤彰洋副社長が来年1月1日付で代表執行役COO兼社長に昇格すると発表した。津谷正明CEO兼会長は留任し、西海和久COOは代表権のない取締役に就く。また、新たに2人の代表執行役副会長職を設け、石橋秀一副社長とゴードン・ナップ専務が昇任する。 同日、都内で開いた会見で江藤氏は「当社が培ってきた強みをしっかりと継続する。また、ここ数年特に強化してきたグローバル化は永遠の…
国土交通省と警察庁は12月10日、今冬から大雪時にタイヤチェーンの装着を義務付ける方針の区間を公表した。勾配の大きい峠部で、これまでに大規模な立ち往生などが発生した13区間が対象。具体的な開始時期については改めて公表するが、大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪時に規制を実施する。 今回対象となったのは高速道路が7区間、国道が6区間。今年2月に多くの車両が立ち往生した福井…
ブリヂストンの津谷正明CEOは11月30日に会見を行い、「今年は我々にとって特別な節目の年だった」と述べた。 津谷CEOは2018年を振り返り、「1968年に社是『最高の品質で社会に貢献』を定め、デミング賞を受賞した。経営の近代化を進めたその年から今年は50年となる。1988年には米ファイアストンを買収しグローバル化の大きな一歩を踏み出した時から30年となった。経営の最終目標は『真のグローバル…
東洋ゴム工業は11月30日に兵庫県伊丹市の本社で会見を行い、清水隆史社長は「北米以外の市場で販路開拓に乗り出す」と今後の展望を語った。資本業務提携を行うと発表した三菱商事のネットワークを活用する。2019年以降、欧州や中近東、アジアなどグローバルで販売力を強化して、激変する市場環境の中で独自のポジションを築き上げる。 東洋ゴム工業は11月1日に三菱商事と資本業務提携を行い、海外での販路拡大につ…
伊ピレリは11月25日、2020年から2023年まで「フォーミュラワン(F1)世界選手権」のグローバルタイヤパートナーを継続すると発表した。 同社の現在の契約は2019年に満了する予定で、FIA(国際自動車連盟)との契約を4年間延長した。2021年から施行予定の18インチタイヤ導入を含む新たなテクニカルレギュレーションに向けた取り組みを確認したとしている。 ピレリのバイスプレジデント兼CEO…
適正なタイヤの点検や管理が依然として進んでいないことが、JATMA(日本自動車タイヤ協会)の「東名高速道路におけるタイヤ点検」(10月23日、浜名湖サービスエリア)で明らかになった。 この点検活動は、タイヤ整備不良に起因する自動車事故の未然防止を図ることを目的に、東名高速道路が全線開通した当初より実施しているもので、今年で50回目となった。 JATMAが11月21日に公表した点検結果によると…
国土交通省と警察庁は、大雪時にスタッドレスタイヤ装着車を含めた全ての車両にタイヤチェーンの装着を義務付ける方針を公表した。立ち往生を未然に防ぎ道路交通を確保することが目的で、12月上旬にも施行する見通し。 近年は記録的な大雪が毎年のように発生している。今年1月の首都高速で大渋滞が起き、2月にも北陸地方の国道で数日間におよぶ大規模な車の立ち往生が生じている。 国交省などでは、道路標識、区画線及…
オートバックスセブンは11月23日にグループのフラッグシップ店舗「スーパーオートバックス東京ベイ東雲」(東京・江東区)をリニューアルし、「A PIT AUTOBACS SHINONOME」(ア・ピット・オートバックス・シノノメ)としてオープンした。29日から一般向けの営業を始める。 新店舗は店内に書店やカフェを併設するなど、幅広い層が一緒に楽しめる店舗を目指した。従来型のカー用品店とは異なるコ…