研究開発拠点

住友ゴム、先端施設の活用で未来のタイヤ材料を
レポート 1,606
1,606

住友ゴム、先端施設の活用で未来のタイヤ材料を

 住友ゴム工業は6月21日、理化学研究所(理研)が所有する放射光施設の見学会を開催した。同社研究開発本部分析センターの岸本浩通センター長は住友ゴムの材料開発に関する発表を行い、大型放射光施設「SPring-8」(スプリングエイト)やX線自由電子レーザーの「SACLA」(サクラ)をはじめとする先端研究施設の活用事例を紹介。また、施設の進化や「Society(ソサエティー)5.0」の実現に伴う環境変化…

タグ: , , ,
産官学で技術革新へ ミシュランの3Dプリンター活用
ニュース 790
790

産官学で技術革新へ ミシュランの3Dプリンター活用

 日本ミシュランタイヤと群馬県内の製造業を中心とする企業グループは6月25日に前橋市内で会見を開き、日本貿易振興機構(ジェトロ)、群馬県などと連携して一般社団法人「群馬積層造形プラットフォーム」を設立すると発表した。仏ミシュランが太田市に構えている研究開発拠点の3D金属プリンターを外部に活用してもらい、県内からイノベーション創出につなげる。  積層造形は、立体物の断面データをもとに、樹脂や粉体など…

タグ: , , , ,
住友ゴム、先端研究施設を積極活用 新たなタイヤ材料開発へ
ニュース 1,300
1,300

住友ゴム、先端研究施設を積極活用 新たなタイヤ材料開発へ

 住友ゴム工業は6月21日、兵庫県佐用郡にある大型放射光施設「SPring-8」(スプリングエイト)およびX線自由電子レーザーの「SACLA」(サクラ)の見学会を報道陣向けに開催した。  同社ではタイヤゴム材料の研究開発力を向上させる目的で、2001年から「SPring-8」を活用している。当時、スタッドレスタイヤのトレッドに配合したファイバーについて、氷上での動きを確認・立証することが課題となっ…

タグ: , , ,
ノキアン、スペインの試験路稼働 時速300kmのテストも可能に
ニュース 375
375

ノキアン、スペインの試験路稼働 時速300kmのテストも可能に

 フィンランドのノキアンタイヤは5月12日、スペインのサンタ・クルス・デ・ラ・サルサの新しいテストセンターが稼働を開始したと発表した。  同社にとって3つ目のテスト拠点となるこの施設は、年間を通して夏タイヤとオールシーズンタイヤ、冬タイヤのテストを実施できるという。広さは約300ヘクタールで、ドライおよびウェットのテストや最高で時速300kmでのテストが可能なコースなど合計10種類のトラックを備え…

タグ: ,
住友ゴム、材料開発加速 スパコン「富岳」利用を開始
ニュース 779
779

住友ゴム、材料開発加速 スパコン「富岳」利用を開始

 住友ゴム工業は3月9日、スーパーコンピューター「富岳」の2021年度HPCIシステム利用研究課題募集における「富岳」産業課利用枠に採択されたと発表した。富岳は9日から学術・産業分野向けに共用開始されている。住友ゴムは富岳の利用を通じて、タイヤ新材料開発技術「アドバンスド4Dナノ・デザイン」を進化させる方針。  同社では、技術革新のキーコンセプト「スマートタイヤコンセプト」で、摩耗や経年による性能…

タグ: , ,
ミシュラン、2050年にタイヤを100%持続可能へ
ニュース 5,416
5,416

ミシュラン、2050年にタイヤを100%持続可能へ

 仏ミシュランは2月23日、2050年までにタイヤを100%持続可能にする取り組みを進めると発表した。2017年に発表した「VISION(ビジョン)コンセプト」の実現に向けた研究開発も推進する。  同社は世界に7カ所の開発拠点を有しており、エンジニアなど6000人以上が350の専門分野で、目標達成に取り組んでいる。また、異業種とも積極的に連携し、イノベーションのスピードと品質向上を図っている。近年…

タグ: , ,
横浜ゴムの北海道テストコース 氷盤試験場に冷媒装置
ニュース 484
484

横浜ゴムの北海道テストコース 氷盤試験場に冷媒装置

 横浜ゴムは北海道旭川市のタイヤテストコース「北海道タイヤテストセンター」の屋内氷盤試験場に、全長約100mの冷媒装置を備えた氷盤試験路面を設置したと2月19日に発表した。  冷媒装置を導入した新しい氷盤路では、氷の表面温度をマイナス10℃~0℃までコントロールが可能。これにより、様々な氷上路面でのタイヤ試験を安定した試験条件により行うことが可能となった。さらに、外気温に左右されずに氷盤路面を作る…

タグ: , ,
グッドイヤーの欧州拠点 ドライビングシミュレーター導入
ニュース 442
442

グッドイヤーの欧州拠点 ドライビングシミュレーター導入

 米グッドイヤーは1月26日、ルクセンブルクのイノベーションセンターに独ヴイアイグレイド社のドライビングシミュレーター「DiM250」を導入すると発表した。欧州拠点の製品開発を強化するとともに、既にDiM250を導入している米オハイオ州アクロンの拠点との技術協力を促進する。  ドライビングシミュレーターはタイヤ開発の初期段階で一定の試験が可能。プロトタイプを作る前に、性能がより高いモデルを特定でき…

タグ: ,
住友ゴム、名寄テストコース内に屋内氷上試験場を開設
ニュース 1,100
1,100

住友ゴム、名寄テストコース内に屋内氷上試験場を開設

 住友ゴム工業は1月28日に冬用タイヤの開発拠点、名寄タイヤテストコース(北海道名寄市)内に、屋内氷上試験施設を開設したと発表した。施設の名称は「NICE(ナヨロ・インドア・アイス・フィールド)」。国内最大級の屋内氷上試験施設として全長100mの制動試験路と約30m×約30mの旋回試験路を備え、天候に左右されない高精度な試験が可能となる。  同社は名寄のほか、旭川市にも冬用タイヤのテストコースを設…

タグ: , ,
住友ゴムが成果報告「京」を利用しゴムの性能向上へ
ニュース 1,083
1,083

住友ゴムが成果報告「京」を利用しゴムの性能向上へ

 住友ゴム工業はスーパーコンピューター「京」を利用した研究がHPCI(革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ)利用研究課題優秀成果賞を受賞し、10月30日にオンライン成果報告会に出席した。  今回受賞した研究は「タイヤ用ゴム材料の大規模分子動力学シミュレーション」で、タイヤの耐摩耗性の改善に寄与するゴムの高強度化を目的としたもの。  従来は、ゴム内部のシミュレーションをマイクロメー…

タグ: , ,
ブリヂストン企業博物館をリニューアルオープン“共感”への接点に
レポート 1,779
1,779

ブリヂストン企業博物館をリニューアルオープン“共感”への接点に

 ブリヂストンは10月22日、「ブリヂストン・イノベーション・ギャラリー」を報道陣に公開した。この施設は、昨年閉館した企業博物館「ブリヂストンTODAY(トゥデイ)」をリニューアルし、同社の歴史や事業活動、未来に向けた取り組みを紹介するもの。間もなく一般に公開する予定。  「イノベーション・ギャラリー」は、同社が東京都小平市の技術開発拠点を再構築して開設する「ブリヂストン・イノベーション・パーク」…

タグ: , ,
ブリヂストンの歴史から未来まで「イノベーションギャラリー」公開
レポート 1,953
1,953

ブリヂストンの歴史から未来まで「イノベーションギャラリー」公開

 ブリヂストンは9月15日、東京・小平市に開設した「ブリヂストン イノベーション ギャラリー」を報道陣に公開した。昨年閉館した企業博物館「ブリヂストン TODAY」をリニューアルしたもので、同社の歴史やDNA、事業活動、さらに未来に向けた取り組みを広く紹介する場として活用していく。  同社は技術開発拠点の小平地区を再構築して「イノベーション パーク」とする計画を進めており、今回開設した「イノベーシ…

タグ: , , , ,
ブリヂストン 東京・小平の開発拠点を軸に新たな価値創出へ
ニュース 1,381
1,381

ブリヂストン 東京・小平の開発拠点を軸に新たな価値創出へ

 2020年を“第3の創業”と位置付け、「サステナブルなソリューションカンパニー」への変革を進めるブリヂストンは、将来のイノベーションにつながるような技術開発を強化する。今年から来年にかけて第1期が完成する研究開発拠点「イノベーション パーク」を新たな成長の起爆剤として活用し、顧客や社会にとって価値がある商品やサービスの創出につなげる。  「自分たちで断トツの商品、ソリューションをつくり新しい価値…

タグ: , , , ,
京都機械工具 新研究開発拠点「けいはんなR&Dオフィス」稼働開始
レポート 1,358
1,358

京都機械工具 新研究開発拠点「けいはんなR&Dオフィス」稼働開始

 自動車産業が100年に一度の大きな変革期を迎えている中、車両管理の仕方も大きく変わろうとしている。業務の一元化を図るフリートマネジメントサービスはその代表的な例の一つ。フリートマネジメントの基底を成すのは、整備機器・作業工具類のデジタル化であり、PC管理を実現化するソフトウェアやデバイス機器。さらに得られた膨大なデータを蓄積し、いつでもサステナブルに運用することが可能な汎用性の高いクラウドサービ…

タグ: , , ,
横浜ゴム ウィンタータイヤ性能No.1に向けた進化とその実力
レポート 1,310
1,310

横浜ゴム ウィンタータイヤ性能No.1に向けた進化とその実力

 国内、欧州、ロシア・北欧向けウィンタータイヤで性能ナンバー1を目指す  横浜ゴムは、中期経営計画のタイヤ消費財戦略でこの目標を掲げている。ウィンタータイヤの中でも「iceGUARD 6」(アイスガード・シックス)は、これまでの開発で培ってきた技術を投入し、“ヨコハマスタッドレスタイヤ史上最高性能”を自負する。2月3、4日には、旭川市の北海道タイヤテストセンターで勉強会・試乗会を開催し、ウィンター…

タグ: , , , ,