建築建材展2017に日本ゼオン、ランクセスが出展

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カテゴリー: レポート, 現地

 3月7日から10日まで、国内最大級の建築総合展「建築・建材展2017」が東京ビッグサイトで開催され、日本ゼオンとランクセスが出展した。

日本ゼオンブース
日本ゼオンブース

 日本ゼオンのブースではシクロオレフィンポリマーの開発品「L-3PS/LSシート」を中心に展開した。同製品は優れた低吸水性や透明性、電気絶縁特性などの特徴を有し、ガラスや金属などに対して粘接着剤を使用せず、加熱・加圧接着が可能となることが特徴。ブースでは水分に弱いLEDテープ封止などの使用事例の展示を通じて、よりわかりやすく紹介した。

 高機能樹脂・部材事業部高機能開発企画部開発グループの山本勇氏は「今回の展示会を通じて、同製品の使用用途を多くの来場者に知って頂きたい」と話した。

ランクセスブース
ランクセスブース

 ランクセスは無機顔料を使用したコンクリートブロックサンプルの展示を行うとともに、世界各国の建築用途事例をビデオで紹介した。同社の無機顔料は色安定性や耐候性、耐光性に優れていることから、建築用途に加えプラスチック業界などでも使われている。

 無機顔料ビジネスディベロップメントの菅谷一雄マネジャーは、「日本は無機顔料で着色されたコンクリート建築は欧州に比べて比較的少なく、これらの展示を通じて付加価値の高い製品ソリューションを提案していきたい」と述べた。その上で、「初期費用は塗料に比べて高いかもしれないが、耐久性に優れているので、長期的にみると経済的だと考えている」と語った。

 「建築・建材展2017」は住宅や店舗、ビル用の各種建材をはじめ、設備機器やソフトウェア、関連サービスが集まる総合展。

ランクセス カラーコンクリート特別セミナーを開催

ランクセスの小林浩徳マネジャー
ランクセスの小林浩徳マネジャー

 ランクセスは3月9日、東京ビッグサイト(東京都江東区)でカラーコンクリートに関する特別セミナーを開催した。

 当日は武蔵野美術大学の吉田愼悟教授を招き、「カラーデザインから見る『持続可能な都市景観』~魅力的な都市づくりと色の調和~」を題とした講演が行われた。その後、ランクセス無機顔料ビジネスユニットの小林浩徳マネジャーによる「カラーコンクリートで実現する日本の色と都市景観」についてプレゼンをした。

 小林マネジャーは、3月から供用を開始する首都高速7号横浜北線の馬場換気所をはじめ、ポルトガルのパウロレゴ美術館やブラジルのサンパウロ市芸術センターなど国内外で同社の顔料を使った着色コンクリートの採用事例を紹介した。カラーコンクリート建築の魅力や持続可能性、周辺環境との調和が図れる効果を訴求した。

 ランクセスはドイツや、ブラジル、中国などで無機顔料の製造拠点を構えている。年産能力は現時点で37万5000トンとなり、うちドイツ工場が75%を占めている。また酸化鉄の分野では世界トップシェアの実績を有している。


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