タイヤランド栗東 同じ敷地に隣接する販売会社と連係

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カテゴリー: ディーラー, レポート

 京都一円でトラック・バス用を中心にタイヤ販売を事業展開する株式会社三輪タイヤ(京都市山科区)が、滋賀県栗東市内で建設を進めていた栗東営業所がこのほど竣工し、8月27日、現地で内覧会を行った。同営業所は「タイヤランド栗東店」の名称で、9月1日にグランドオープンした。

タイヤランド栗東
タイヤランド栗東店

 三輪タイヤは1972年、三輪眞生氏が創業し、1975年に株式会社化されたタイヤ販売店。ダンロップブランドの生産財を中心とした自主系ショップだ。山科地区を中心に京都市全域と、隣接する滋賀県、大阪府を商圏としている。現代表の三輪智信氏は2代目。1990年に三輪タイヤに入社。現在に至っている。

 栗東店は、名神高速道路・栗東第二インターにほど近い、国道1号線沿いに門を構える。その間口は100mもあり、大型トレーラーでも楽々と進入することができる。近隣には日産ディーゼルや三菱ふそう、いすゞ自動車といった大型車メーカーの支店や営業所などが軒を連ねており、タイヤショップとしては絶好の立地条件にある。

 またタイヤランド栗東店は、ダンロップファルケン京滋(京都市)の栗東営業所と同じ敷地スペース内に隣接しており、販売会社とタイヤ販売店が連携をとりつつすみ分けを果たすという、全国的にみても珍しい取り組みを実践している。

三輪智信社長
三輪智信社長

 敷地面積は約900坪で、そのうち栗東店は約500坪、滋賀栗東営業所は約400坪となる。栗東店のサービスヤードは304平方メートルで、大型車3台分のピットを有している。また滋賀栗東営業所の倉庫には常時3000本程度在庫管理しており、繁忙期に5000本の収容が可能だ。

 今回の栗東店出店について、三輪社長は「山科の本社がキャパシティとしていっぱいとなっており、かねてから新しい拠点作りを模索していたところ、立地条件の整った物件を確保することができた」と話す。新店では本社と同様、運輸をはじめとする法人企業をターゲットに、TB用タイヤの販売・サービスを行っていく。

 また三輪タイヤの新しい取り組みとして、日曜・祝日も開店し、主にファミリー層向けに消費財タイヤの販売展開を行う方針。そのためにウェブをはじめ、チラシやダイレクトメールなど、各種の販売プロモーション活動を積極的に展開していく方針だ。

サービスカーを活用し新ビジネスモデル構築

 三輪タイヤは、これまでのタイヤ販売の経験を活かし、タイヤサービスカーの開発・販売を行っているのが特徴。三輪社長が別に興したモビリティープラス(京都市山科区)が同事業を担当する。

モビリティープラスのタイヤサービスカー
モビリティープラスのタイヤサービスカー

 モビリティープラスでは、トラックエンジン活用発電システム「True-G(トゥルー・ジー)システム」を搭載したタイヤサービスカーを開発。大型で重荷重の発動発電機を使わず、トラックエンジンを利用し電源とした専用のオルタネーター方式発電機を採用することで、トラックシャシの大幅な省スペース化と車両のコンパクト化を実現した。

 また機器類を駆動させるバッテリーは、走行中に充電が可能なバックアップ機能を有するハイブリッド方式も備えている。これはサービス作業中にトラックのエンジンを切ることが可能なため、排ガスや騒音を抑制することができるので、環境負荷を大幅に低減する。この「True-Gシステム」は特許を取得している。

 三輪社長は、タイヤランド栗東店という販売サービスのための新しい拠点と「True-Gシステム」搭載のタイヤサービスカー、それぞれのメリットをフル活用することで、機能性と収益性の高いタイヤ販売のビジネスモデルを構築し、それを広めたい考えだ。


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