東京オートサロン2018 海外のタイヤブランドも多数出展

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カテゴリー: レポート, 現地

 1月12日から14日まで千葉市の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2018」には海外のタイヤブランドも多数出展した。品質への要求水準が高い日本市場でどのように顧客ニーズを取り込むのか――。各社の担当者に聞いた。

オートウェイブース
オートウェイ

 オートウェイのブースでは台湾のナンカンタイヤやインドネシアのATRラジアル、ドバイのジーテックス、米国のハイフライなど海外メーカーの主力商品を展示した。

 その中で、ATRラジアルはスポーツタイヤを強みとしながら、軽・コンパクトカーからミニバン、SUVまで幅広い車種に対応するサイズラインアップを日本で展開している。今年7月にはSUV用タイヤの新商品「DesertHawk H/T2」(デザートホーク・エイチティー・ツー)を発売する予定。商品ラインアップを拡充させることで、より幅広いニーズに応えていく。

 日本市場の担当者は「販売量ベースでみると、日本市場は我々にとって米国、インドネシアに続き、3番目に大きなマーケットである」としている。また、「日本の消費者が品質にこだわっているため、今後も満足して頂けるようなタイヤを開発していきたい」と語った。

ゼスティノタイヤ・ジャパン

 モータースポーツ用タイヤの製造・販売を行うゼスティノタイヤ・ジャパン(愛知県西尾市)が前回のオートサロンに引き続き展示ブースを出展した。

 タイヤの企画開発・設計を日本で行い、原材料については主に米国やドイツで調達。それを中国のタイヤ工場でOEM生産し、製品の供給を行う同社。

 ブースでは、ハイグリップスポーツタイヤ「Gredge(グレッジ)07R」シリーズを中心に、ドリフト練習用タイヤ「ACROVA(アクロバ)07A」、ドレスアップタイヤ「BrioZ(ブリオズ)01S」を出品した。

 關邦由社長は、「前回初めて参加し、その反響は非常に大きかった。2017年はゼスティノタイヤ装着車両のタイムアタック大会を開催し、ブランド認知度も大きく向上している。18年はコンパウンドのスペックを拡大する計画だ」とし、モータースポーツ活動を通じてブランド力を更に高めた上でリプレース市場への本格参入を図る構えだ。

ノキアンタイヤ

 阿部商会はフィンランドのタイヤブランド「ノキアンタイヤ」を中心に展示。同社は昨年8月にノキアンタイヤの日本における総輸入販売代理元として、乗用車用スタッドレスタイヤ「HAKKAPELIITTA R2」(ハッカペリッタ・アールツー)と、SUV用スタッドレスタイヤ「HAKKAPELIITTA R2 SUV」(ハッカペリッタ・アールツー・エスユーブイ)を国内市場に投入した。

 販売促進部の阿部浩二部長は、「ノキアンタイヤはフィンランドとスウェーデン、ノルウェーの3地域で冬タイヤの市場シェアは首位。北欧のキングとも言われている」と紹介。

 その上で「まずはノキアンタイヤの代表的な技術である冬タイヤの良さを日本のユーザーに知って頂きたい」と話していた。

ヴィツァータイヤ

 中国・山東省を本拠地とするVITOUR TIRE(ヴィツァータイヤ)が初出展した。同社は2015年から日本に進出し、乗用車用タイヤ「FORMULA」(フォーミュラ)シリーズなどを展開している。

 ブースでは、タイヤのサイドウォールに刻まれたブランド名などを白く塗装するホワイトレターやホワイトリボンタイヤを中心に展示した。

 劉向遠(リュウ・ジェフ)社長は日本市場について、「難しい市場ではあるが、価格を落として量を追求するという販売戦略は考えていない。お客様ニーズに合わせて、性能を確保しながら個性を際立たせる商品を提供していきたい」と述べた。

 また、日本での販売状況について、「少しずつ伸びており、2018年は5万本を目指す」と意欲を示した。


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