2016年度のタイヤ販売 3年連続前年割れ

シェア:
カテゴリー: ニュース
タグ: ,

 日本自動車タイヤ協会がまとめた2016年度(2015年4月~2016年3月)の市販用タイヤの販売本数は四輪車合計で前年度比0.2%減の7047万1000本となった。2017年は2月中旬まで続いた寒波などにより夏タイヤへの履き替えが例年より遅れているもようで、さらに4月から6月にかけて各社が実施する価格改定が市場にどのような影響をもたらすのか――不透明な状況が続きそうだ。

2016年度推移
2016年度のタイヤ販売 月別推移

 2016年度の市販用タイヤの販売実績を月別でみると、春商戦の需要期である4月は0.3%増の微増にとどまった。2015年度が記録的な暖冬だったため、スタッドレスの販売が落ち込んだことで夏タイヤへの履き替えが進まなかったことが響いた。

 5月から10月にかけても前年割れが続き、特に7月は6.8%減と落ち込み幅が最も大きい月となった。台風など天候不順で客足が伸びなかった影響もあり、4~10月累計の販売本数は前年同期比4.1%減の3923万9000本と苦戦した。

 一方、11月は関東地区を中心に降雪があったことで、スタッドレスタイヤの需要が一気に拡大。全てのカテゴリーで約1割のプラスとなり、単月としては2014年12月以来、23カ月ぶりに2ケタの伸びを記録した。また12月はほぼ前年並みを確保し、1月から3月までは3カ月連続で前年実績を上回った。

 2016年度のカテゴリー別では乗用車用タイヤが0.7%減の5148万2000本とマイナスだったものの、小形トラック用は0.5%増の1368万7000本、トラック・バス用は3.2%増の530万2000本と、生産財タイヤは比較的好調に推移した。

 2016年度の新車用タイヤは1.0%増の4335万本となった。燃費不正問題の影響で軽自動車の販売が振るわなかったが、登録車は昨年8月から8カ月連続で前年を上回り、回復基調が続いた。


[PR]

[PR]

【関連記事】