国内市場でのタイヤ値上げ 現時点は「未定」

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カテゴリー: ニュース

 昨年後半からの原材料価格の高騰を受けて海外市場では各社から価格改定(値上げ)の発表が相次ぐ中、国内市場への対応は――。先週から今週にかけて開かれた発表会で各社のトップに現時点の考えを聞いた。

 ブリヂストンの津谷正明CEOは「原材料価格はこのまま一本調子でいくとは見ていない」とコメント。西海和久COOも「市況を見ながら、適切に対応していくことになる」とした。

 住友ゴム工業の池田育嗣社長は、「上げ幅は想定できないが、ここまで原材料価格上がってきたら考えざるを得ない」と述べた。また横浜ゴムの野地彦旬社長も「海外で動きがあるので、国内でも値上げをせざるを得ないのでは」と話し、今後何らかの対応が必要との認識を示した。

 東洋ゴム工業の清水隆史社長は「今のところは考えていないが、状況を見つつ値上げを検討する」と話した。

 日本ミシュランタイヤのポール・ペリニオ社長は「今の段階で予定はない。原材料の高値が続けば可能性はある」と述べた。日本グッドイヤーは「市場ごとに競争環境が異なる。我々自身ができることを行っていきたい」(金原雄次郎社長)としている。

 ただ、競合他社の動きを見つつ対応策を探る動きもあり、今後も原料価格の高水準が続けば国内市場でも値上げに向かう可能性は高そうだ。


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