全員参加のCSR活動へ 横浜ゴム 小林一司執行役員に聞く

シェア:
カテゴリー: ニュース

 11月12日には地域住民を招いた環境イベントを開くなど地域貢献活動を積極展開している横浜ゴムの平塚製造所。今年3月に平塚製造所長に就任した小林一司執行役員タイヤ生産本部長に活動の目的や展望を聞いた。

平塚製造所が一体となり地域貢献

――現在、平塚製造所で取り組んでいるCSR活動は。

横浜ゴムの小林一司執行役員
横浜ゴムの小林一司執行役員

 「従業員の安全を確保するための取り組みとして、『通勤リスクマップ』を作っている。これは自宅から会社までの間で、『どこが危険だと思いますか』という調査で、製造所の全従業員2360人を対象に行うもの。現時点では約1万件の情報が集まっている。その場所が何故危ないのかを明記し、多くの人が危ないと言っている上位100カ所の写真を載せて小冊子にする。全員が参加することによってひとつの組織としての力になるし、また皆で作ったリスクマップなんだという証にもなる」

 「私は以前、新城工場長を務めていたが新城でも同様の取り組みを行った。集計した情報を新城市や警察署などに寄贈し、信号や横断歩道、ガードレールなどを設置してもらった。この翌年は交通事故が前年より約3割も減った。平塚市においても我々の活動を通じて、少しでも地域に貢献したいと考えている」

――環境面での取り組みは。

 「当社は創業100周年を迎える2017年までに国内外の生産事業所に50万本を植樹する『YOKOHAMA 千年の杜』プロジェクトを進めている。ここ平塚製造所は累計植樹本数3万本を達成した。また敷地内で育てた苗木を近隣の小学校や企業に無償で提供し、現時点では4万6000本を超えている。今後も継続し、地域貢献活動を促進していく。平塚以外のトピックとして、北米のミシシッピ工場では来年秋までに植樹活動を実施する予定だ」

――平塚に着任する前のキャリアは。

 「私はもともとタイヤ物流本部に所属していた。その後、アメリカで8年間過ごし、日本に戻ってきて生産物流部長と海外営業部長などを務めたほか、三島工場と新城工場の工場長をそれぞれ1年間担当した」

――物流と生産、販売を経験した上で、平塚製造所に対してどのような印象を持ったか。

 「工業資材や航空部品、スポーツ用品などの製造およびタイヤに関する研究・開発を行っているが、私にとっては目新しいことばかりだ。製造所長として月に2回ほど各部門長を集めて環境や安全をテーマにした会議を開くが、タイヤ以外の議題も多い。複数の事業部や本部、工場が存在しているので責任の重さを感じている」

「来年は創業100周年を迎え、それにふさわしい一年にしていきたい。従業員の安全を守りながら、事業展開を行っていく」

 関連:【横浜ゴム】平塚で環境イベント開催


[PR]

[PR]

【関連記事】