アルミホイール販売 新車販売減と暖冬が響き6年ぶりにマイナス

シェア:
カテゴリー: ニュース
タグ: ,

 NAPAC(日本自動車用品.部品アフターマーケット振興会)のJAWA事業部がまとめた2015年のアルミホイールの販売個数は対前年比11.2%減の1054万3491個だった。前年実績を下回るのは6年ぶり。この調査は同会JAWA事業部に加盟する92社中77社から回答を得て、その集計結果を「アルミホイール.イヤーブック2016」として発刊した。

 製品タイプ別では、1ピースが11.3%減の1042万6591個で全体の98.9%を占めた。2ピースは6.5%減の7万8281個、3ピースは6.1%増の3万5205個だった。またワイヤーホイール・マグネシウムは35.8%減の3441個となった。全体の93.3%を占める輸入品は12.1%減の984万6965個となった。

 サイズ別では14インチが320万3907個で全体の30.4%を占めた。次いで15インチが275万2053個で構成比は26.1%となった。なお13~16インチで852万1204個と全体の80.8%を占めた。

 昨年のアフター市場におけるアルミホイールの販売は、新車販売の落ち込みの影響で純正からの履き替えが減少したことに加え、年初と12月に降雪が少なくスノー用ホイールの販売が伸び悩んだ。

 また市場が汎用品とプレミアム品に二極化する中、為替が円安で推移したため、販売の大半を占める輸入品で値上げを実施したことも影響した。


[PR]

[PR]

【関連記事】