2017年のアルミホイール販売 2年ぶりに前年超え

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ホイール統計
ホイール販売の推移

 NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)のJAWA事業部がまとめた2017年のアルミホイール(ワイヤーホイール、マグネシウムホイール)の販売個数は対前年比3.5%増の1011万3419個だった。前年実績を上回るのは2年ぶり。この調査は同会JAWA事業部に加盟する95社中79社から回答を得て、その集計結果を「アルミホイール・イヤーブック2017」として発刊した。

 製品タイプ別では、1ピースが3.5%増の1000万5584個で全体の98.9%を占めた。2ピースは8.7%減の6万8488個、3ピースは7.9%増の3万3654個だった。またワイヤーホイール・マグネシウムは38.9%増の5693個となった。全体の93.4%を占める輸入品は4.0%増の945万3435個となった。

 サイズ別では14インチが322万2414個で全体の31.9%を占めた。次いで15インチが269万4752個で構成比は26.6%となった。

 昨年のアフター市場におけるアルミホイールの販売は、タイヤ販売が好調に推移したため、コモディティ商品を中心に需要は堅調に推移した。なお、JAWA品質認定制度の認定証発行枚数は1171万6000枚と2年ぶりに1000万枚台に回復した。

 同会では、「世界中で自動車からモビリティへの転換が模索され始めている。安全性向上、環境負荷低減、移動の効率性向上が重視されているが、同時にファッションなど自己表現のツールとしての自動車はまだ輝きを失っていない。市販用アルミホイールにおいても安全安心を担保した上で、魅力ある製品を開発していく」としている。


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