【ブリヂストン】欧州の3工場で能力増強

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カテゴリー: ニュース
ポズナン工場(ポーランド)
ポズナン工場(ポーランド)

 ブリヂストンの欧州子会社であるブリヂストン・ヨーロッパ・エヌヴィー・エスエー(BSEMEA)は現地時間の10月16日、ポーランド及びスペインにある3つのタイヤ工場で生産能力を増強すると発表した。2022年までに乗用車用タイヤの生産能力を現在より25%増の日産7万3300本、トラック・バス用タイヤを同25%増の日産5000本に高める。総投資額は約2億6600万ユーロ(約324億円)。

 乗用車用タイヤの生産を行っているポズナン工場(ポーランド)とブルゴス工場(スペイン)で大口径サイズを中心とした高性能タイヤの生産を増やす。生産能力はポズナン工場を現在の3万1000本から4万本、ブルゴス工場は2万7500本から3万3300本に引き上げる。またトラック・バス用タイヤは、日産能力が現在4000本のスタルガルト工場(ポーランド)を増強する。

スタルガルト工場(ポーランド)
スタルガルト工場(ポーランド)

 今回の増強は、欧州市場での車両の高性能化に伴う高性能タイヤの需要拡大が背景にある。同社は、高付加価値商品をより効率的に市場へ供給できる生産体制を整え、競争力を高めていく考えだ。

 10月17日に開いた中期経営計画の記者会見で江藤彰洋副社長は、「単にコストが低いということで、その工場の価値を訴求できる時代ではなくなっていく。商品ミックスを良くし、より高性能なタイヤをタイムリーに、必要なスペックを必要な量だけ供給する。グループの中で競争力を持った生産能力を供給できる力がついてきた」と語った。


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