2016年の売上高ランキング 中国メーカーの苦戦目立つ

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世界のタイヤランキング2016
2016年の売上高ランキング(出所:Rubber & Plastics News)

 米専門紙・ラバー&プラスチックニュースがまとめた2016年の世界タイヤ売上高ランキングによると、上位14社までは2015年と同じ顔ぶれとなった。ただ、2015年対比で増収となったのは独コンチネンタルと横浜ゴム、台湾のマキシスの3社のみだった。特に横浜ゴムは前年より5520万ドルのプラスで、最も伸び幅が大きかった。昨年7月のアライアンス・タイヤ・グループ(ATG)買収も業績に寄与したもようだ。

 上位75社のうち、中国メーカーが33社を占めたものの、約8割で売上げが減少した。中国大手のトライアングル(18.0%減)やサイレンタイヤ(26.0%減)、ダブルコイン(19.1%減)などの落ち込みが目立った。米国が2015年、中国製の乗用車およびライトトラック用タイヤに対し関税を課したことが要因のひとつとみられる。

 一方、5位の伊ピレリは売上高が約10億ドルのインダストリアル事業をグループから分離することで、2017年の順位は住友ゴム工業と変わる可能性がある。

 なお、上位75社合計の売上高は前年比5.9%減の1440億ドルと4年連続で減少した。昨年は原材料価格が比較的低位で推移したことも影響した。ただ、昨年後半から原材料価格の上昇に伴いタイヤの価格改訂が進む見通しで、2017年は前年比でプラスとなる公算が高い。


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