2月は事故のピーク、車輪脱落事故防止を呼びかけ

シェア:
カテゴリー: コラム
タグ: ,

 国土交通省はこのほど、「大型自動車等の車輪の脱輪事故防止について」というタイトルで、大型自動車ユーザーに点検作業等を再徹底するよう、日本バス協会と全日本トラック協会へ通達した。

車輪脱落を防ぐ4つのポイント
車輪脱落を防ぐ4つのポイント(国交省資料より)

 同省の調べによると、2003年1月から2014年12月までの間で、ホイール・ボルト折損やホイール・ナットの脱落による大型車の車輪脱落事故は412件発生。平均すると1年間で約34件発生している計算となる。また2016年4月から12月までの車輪脱落事故発生件数は29件(速報値)と、前年同期(28件)よりも多くなっている状況。

 発生状況を月別でみると、2月の発生件数が79件でもっとも多い。これは「本格的な降雪前に実施した冬タイヤへの交換から1カ月~2カ月経過し、ある程度の走行が行われ、ホイール・ボルト締め付け後の初期なじみが発生し、ホイール・ボルトの締め付け力が低下したことにより発生が多くなっているのではないか」と見られている。

 「ストップ!ザ・車輪脱落事故」で掲げられているように、①1日1回、運行前に点検ハンマーなどを使用し点検する、②50~100km走行後を目安に増し締めを行い規定のトルクで確実に締め付けたことを確認する――としている。

 重大な事故を未然に防ぐために、タイヤ業界が率先してユーザーに意識啓発を図りたい。


[PR]

[PR]

【関連記事】