サーキットだからこそ感じる“空気”

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カテゴリー: コラム

モータースポーツの魅力をさらに

大勢の観客が集まったスーパーフォーミュラ
大勢の観客が集まったスーパーフォーミュラ

 4月23日に鈴鹿サーキットで「スーパーフォーミュラ」のシーズンが開幕した。天候に恵まれたこともあり、決勝を迎えた24日の観客数は3万2000人と昨年より14%増えた。一時期、人気が低迷していたモータースポーツは、今、再び盛り上がりを見せている。

 今年から「スーパーフォーミュラ」へワンメイク供給を開始した横浜ゴムにとっては、1996年以来の国内トップフォーミュラへの復活となる。レース前、ピットには「ADVAN」のタイヤが並び、マシンの周囲でスタッフが迅速に整備を進めていた。こういった整備のシーンを目の前で見る機会は貴重だ。また、選手との距離も非常に近く、直接話しかけ、応援できることもファンにとって魅力的だ。

 そしてレース中、スタッフとの息のあったチームワークを間近で見守り、またピット作業でも0.1秒を争う瞬間に手に汗握るのもサーキットで観戦する醍醐味といえるだろう。

 フォーミュラカーの圧倒的なスピードはもちろん、空気が震えるほどの轟音の中で結果を見守る1時間半は、決して長いとは感じない。

 テレビ中継だけでは味わえない一体感を楽しむことで、より一層モータースポーツの魅力が伝わるはずだ。ぜひ多くの人にサーキットに足を運んで欲しい。


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